しろこが寄り道する

社会人3年目女。HSPとして、仕事や趣味(観劇、読書、アニメ)への思いを綴ります。

希望の部署にやっぱりいけない

訴え続けて2年半近くになるんでしょうか。

まだ財務の仕事から抜けられない。

悔しくって辛くって、

部署異動を希望するたびに断念されることのメンタルがもうもたない。

ほんとうに、メンタルがもたなかったとき、

いまの会社は好きだけど、

応援してくれる元上司や現上司、先輩もいらっしゃるけど、

出ていかざるを得なくなるまでに気持ちが追い詰められるんだなと思う。

 

悔しくて、会社で泣きながら仕事をしてしまった。苦笑

 

漫画「イレブン」でぼろっぼろに泣く

サッカー漫画の金字塔は

漫画イレブンだと思います。

イナズマイレブンじゃないよ。

原作者は、明日のジョー原作者の兄弟です。満州生まれで、とても苦労してきた方です。

 

 

今週火曜にワールドカップで日本が負けたとき、

そのダイジェスト映像を見ました。

5分くらいだったかな、懸命にくらいつく日本選手を見て、自然と涙が出てきました。(出勤電車の中でしたが)

で、イレブンの再読み始めました。

もう、1巻に1回は泣いてます。

茂は、何があっても前向きに、相手とどんなに差があっても負けん気で練習を繰り返す。そして何より、自分が何かできないと、それができる人に教えを乞うことができます。読者として、大人になって、再度客観的にみると、これはすごいことです。自分のプライドを良い行動に結びつけていて、弱さを見せられるというのは素晴らしいです。

だれでもはできないです。そして周りからどんなにヤジられても、相手を批判しない。

落ちこぼれの茂には、いつも誰かが見守ってくれたり助けてくれて、物語が進むと茂が相手の考えを前向きにして進ませてくれる。茂は本当にすごい、すてきな男です。

自分が配属希望が通らず、まだ予算管理をしていることが毎日すごくつらいし悔しい。

でも茂がとにかくくらいついて頑張っているのをみると、自分も頑張らねば、と自然に思うことができる。

そんなに苦労しないで配属がかなっている人もいるのに。すごく悔しい、でも自分にできる行動をしなければ。

 

 

ネットワークビジネス勧誘を受けました

今日はネットワークビジネス勧誘を受けました。

まず待ち合わせをした喫茶店に入ったとたん、

勧誘とかアムウェイとかやってそー!みたいに感じさせる店でした(たまたまだとは思うけどw)日々、誰かが東京のカフェのどこかで犠牲になるんですね。

相手は20代男性、普段は福祉関係の仕事をしていて

副業として、企業家やセミナー主催者に教育ビジネスをしているとのこと。

「教育ビジネス」と聞いたとたんにあらーこれはネット勧誘だ、と思いました。

友達から全く同じ肩書きの人から騙されたと話を聞いたことがあったからです。

そうでなければ、きっと分からなかっただろうな・・・。ネットビジネス勧誘者は、親玉となる人から相手を惚れさえて貢がせるためのトーク術のコーチングを受けているんだそうです。面白いから話を聞いてみよう。

 

まず、なぜゼロイチで企業を立ち上げたことがない人に教わらないといけないんだろうと終始不思議でした。経験が何もないのに、人様にものを教えるって恥ずかしくならないのだろうかと。

きっとこういうビジネスができる人の性格の特徴は、

①メンタルが鋼

自分よりずっと経験を積んだ人がいるのに、未経験の自分が相手を教育する恥ずかしさを感じないのだと思います。

②プライドが高いナルシスト

でないと自分に惚れさせる、という高飛車な考えがストレスになってしまいます。

 

きっと、ターゲットが集客できたら報酬がもらえる、というより

集客できなくても励まし寄り添うヒモのような存在であり続けるビジネスモデルなのかなあと思いながら話を聞いていました。ボクに会いたければ、そろそろ報酬払ってね?みたいな。艇のいい風俗です。

 

会話のかみ合わなさがひどい

勧誘ボーイ「自分が尊敬している、自分に教えを施してくれた人は医療事務の仕事をしていて、でも副業で教育ビジネスをしたら月収が2倍になったんです!」

自分「副業は個人業だからボーナスないですよね?みたいのは年収ですねー。

そしてその人元もとの月収いくらだったのかな。

そしてその収入の内訳は、クライアント何人からもらったんだろう。クライアント20人から1000円と、クライアント5人から4000円はビジネスモデル違いますよね。」

勧誘ボーイ「本当ですね、ですが・・・・」

からなず本当ですね、と言うあたりが素晴らしい!!私すぐ反論しちゃうから見習おう!

 

自分「なるほど、確かに地方から出てきた人なんかは孤独だから、寄り添ってもらえるだけでついてきますもんね。面白いビジネス。」

勧誘ボーイ「興味持っていただけたようで」

メンタル鋼と言うか文脈読んでねえのかな。

 

自分「教育ビジネスをサイトにしたら儲かりそう」

勧誘ボーイ「サイトはないんですよ。厳しいことを言ってついてきてくれる人が少ない。対面できちんと相手を選ぶことが大事なんです。」

自分「でも私、公式サイトがない組織信じないですけどね」

勧誘ボーイ「逆に、対面の方が信じられません?サイトがある意味ってあります?」

自分「電話番号とか住所とか載ってるじゃないですか」

相手がひるんでた。いや、ひるませたいわけではなく、わざわざ休日に出かけたんだから収穫が欲しいだけだけど。

なるほどー。対面で君を選んだ!なんて言われたら気分よくて浮かれちゃうから

お客1人ゲット、っていうことなんだなあ。

 

ネットワークビジネスについて詳しいサイト様から、以下。

ネットワークビジネス広告を使わず、口コミ
>使って宣伝する事で広告費を浮かせ、
>その分紹介してくれた人にお金を還元するという仕組みです。

 >会社によってルールに違いはありますが、
>紹介するほど(自分の下に人をつけるほど)
>商品を使う人が増えるので、その分お金が入ってくると言う訳です。

shintaro-narumi.com

 あー。サイトがないし、広告ださないのはこういうわけなんだ。

私が受けたのはねずみ講だろうか、マルチだろうか・・・・。

 

 

結論、今日は脳みそが蕩けかかっている男性に会いました。

この男性も大変なんだろうなあ・・・まっとうな道を行ってほしいなあ、特に若いころは人間って周りの人間に染まっちゃうんじゃないかなあ・・・・。と26歳の自分は思う。

じわじわと来る感動っていう「良いコンテンツ」

良い文章で大事なのはテンポ一択だと思っていた。

私は、良い文章や良いコンテンツは軽やかなテンポが大事だと思っていました。

文章は短く、キャッチーなコピーを散りばめて。

でも最近、長文だったり、時間の流れがゆるやかなヒットコンテンツにばかり遭遇します。

 

◆僕とイエスと掘っ立て小屋

http://reservoir.tumblr.com/post/148914306/%E5%83%95%E3%81%A8%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%81%A8%E6%8E%98%E3%81%A3%E7%AB%8B%E3%81%A6%E5%B0%8F%E5%B1%8B-20040527

ながっ。PCUIなんて、文字がアリみたいです。

これまでの私なら「ダメ」サイトだと思っていましたが、読んでみるとこれがいい。

ゆっくりと、自分の時の流れを思い起こしながら、後味良い文章を味わえます。

 

ANAのプロモ動画

https://www.youtube.com/watch?v=9iLoqtNbMmk 672,004(7/3 16:00時点、2016/09/26に公開)

親子愛でじわじわと涙で滲みます。自分が子供の頃、両親と旅行に行けくことは3年に1度くらいなもので、ものすごく楽しみで貴重なことでした。あのワクワク感は今でも覚えているし、自分にとって大切なものです

 

サッカーワールドカップ試合 2,282,994回(7/3 16:00時点)

https://www.youtube.com/watch?v=PXlhVz4TsI0

サッカーに格別興味はない自分でしたが、プレイ動画を観ていたらじわじわと感動して

電車の中でYoutube観て目がうるっときました。一生懸命な姿を3分とか長時間流す、というのはありなのかも。

 

◆いつか住みたい三軒茶屋

http://takachi.hatenablog.jp/

文章は長いです。でもはてなブログのトップに踊りでました。 

 

良い文章ってなんだろう。

まだ文章の型もできていない自分なので、書籍から先人の知恵を、ヒットコンテンツから文章の型を学びつつ、とにかく毎日書くようにしてみます。

SF作家の貴志祐介さんが「エンタテイメントの作り方」で

『文章力向上に最も効果があったと思えるのは、自分が描いた文章を何度も遂行することだ』(p138)って言ってました、信じてみます!笑

景品うまい棒100本への反応がPRストーリーによって真逆になる

同じ景品なのに、PRによって反響が真逆という不思議

キャンペーンの景品がうまい棒100本だとする。

そのとき、その景品に対する反響は

イマイチだったり

https://withnews.jp/article/f0180201004qq000000000000000W00o10101qq000016658A

素晴らしいとポジティブだったりと

https://twitter.com/reo_1045/status/929280694831816709

 

と全く違う。文脈が違うだけでここまでの差があるのはなぜかな?と不思議です。

 

ストーリーってどう組み立てるのがイイの?

 

今日見つけた記事に、こうありました。

 

「ストーリーブランド」の構築方法

主役=顧客、案内役=ブランド であるべき。主役がブランドでは顧客は興味を示さない。 

 

•主役(A Character)が問題に直面(Has a Problem)

•案内役に出会う(And Meets a Guide)

•案内役は計画を持っている(Who Gives Theme a Plan)

•案内役は主役を行動に駆り立てる(And Call Them to Action)

•案内役は主役を失敗させないように援助する(That Help Them Avoid Failure)

•主役は成功のうちに物語は終わる(And Ends in a Success)

 

貼り付け元  <https://www.advertimes.com/20180622/article272475/4/>

 

企業がどのような優れた製品やサービスを作っていても、顧客が望んでいる成功をきちんとブランド側が思い描いていないならば、「観客はすぐに席を立ってしまう」

 

貼り付け元  <https://www.advertimes.com/20180622/article272475/5/>

 

「イマイチ」の方はうまい棒など商品を主役にしてしまう、「素晴らしい」方はうまい棒を寄付した人を主役にしている

ことの違いかなと思いました。

 

Aimerライブ 歌声に包み込まれて。

6月20日(水)にAimerライブ行ってきました。念願のaimerのライブ、初です。

natalie.mu

Aimerは大学からのファン

私は大学時代からの大ファンで、大学の行き帰りはずっと聴いてました。

Aimerはしっとりした低温の歌が多く、よ~く揺れて「ガタンガタンッ」とやかましい山手線では音がかき消されるので、応戦してよく音量を上げていました。

月に2回ほど1人カラオケをするときは、必ずStarringChildやAM2:00、などAimerの曲を6曲は歌っていました。

2012年からずっと聴いていたので、6年ファンだったんですね。
Aimerの声は少しハスキーで、古いオルゴールのように軋む音と可愛らしい澄んだ音が入り混じった声です。若いころに声帯に傷がついており、完全に治療をすると声が出せなくなってしまうと言われたそうです。その時、完全に治療せず、歌を歌う道を選んだそうです。

私はAImerは大好きだったけど、ずっとライブにはいきませんでした。
それは、事務所が変わってメジャーデビューしてくれるまでは、実在の人物っていう実感がなかったからです。

当初、Aimerは顔出しNGで、アニソンを中心に歌っていました。もちろんMステになんてでなかったし、TVニュースで話題になることもなかったです。完全にウォークマンの中のひとでした。

ホラ、ニコ動の実況を繰り返し観る感じ。実際に会うとか考えなかったです。

 

それが、ひょんなことで5月にヤフオクはじめたら

並ぶダフ屋チケット。

くっそー、誘惑に負けてつい入札してしまった。
原価は8,500円で、2倍の15,000円でダフ屋から買いました。入金まで急かしてきおった腹立つダフ屋でした。くそー、チケットゲット。

ライブ当日

会場に着くと、観客はオタクっぽい人が多かったです。やっぱ事務所変わる前のアニソン歌手時代が長かったんだなあ。

ライブが始まると、その歌声が自分の感情にまっすぐ響いてきて、気づいたらボロッボロに泣いてました。
歌は、自分が辛かったこととリンクされますからねー
あと、あんだけの回数カラオケで歌った歌ですからね、Aimerと自分の感覚が重なるんですよ。

周りからグズ、グズ・・・と鼻をすする声が聞こえてきました。え、これアーティストのライブ会場なの?一瞬、冠婚葬祭のような会場になりました。

歌う曲も、現代アートっぽいワケわかんない昔のが多いです。
でもそれを本人は心を込めて歌いきってて、昔の曲はヒットはしなかったけれど、それこそが本人をつくってきたものなんだなあと思いました。

素敵なライブでした。

ライブ後

翌日、職場の人にAimerのライブに行ってぼろっぼろに泣いたと言ったら、
心弱ってない?今日もう帰った方が良くない?と言われました。あっれー?

ちなみにRADWIMPSのボーカリストは、Aimerの歌声を毛布だから!と言ってるらしいです。笑

毛布にくるまれたライブ2時間でした。

オペラパレスはすぐそこに カルメン

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www.nntt.jac.go.jp

 

 

私がオペラ通いをするようになってから、1年経ったんですね。しみじみ。オペラの世界にいると時代も舞台も価値観も日本からぶっ飛ぶので現実を忘れがちだけど、実社会ではサラリーマンのひとりです。

 

で。友人から、初めての人には観やすいと思うよ!と笑顔で誘われた記念すべき第一回。

それまでは、オペラって格式高くて、特別な日に、マダムとかが行くものでしょう・・・?と思っていました。私はクラシックピアノを5歳から17歳まで習っていたのでまだ抵抗が少ない方だったと思います。いわんや多くの新社会人をや。

演目開始早々思ったのは、

聞いたことある曲ばっかじゃん!

運動会のかけっこのBGM、カルメンのメインテーマ、

誰でも一度は聞いたことあると思います。

要は、たまに聞くけどファンではないアーティストのライブに行って、コレ小さい頃聞いたことある!さすが名曲だけあるじゃん!みたいな軽いノリ。

 

オペラは歌と演技で魅せるスタイル。

セリフはすべて歌で、日本語訳が舞台端にスクロールされます。

カルメンのストーリーは明解で破天荒。

セビリアのタバコ工場の女工で一番人気の奔放なカルメン

衛兵の伍長ドン・ホセには貞淑な許嫁のミカエラがいるが、

カルメンの誘惑に負け、カルメンの密輸団に加わることに。

でも、第3幕ではカルメンはすでに他の男に心移りしている。

 

え、そんなのアリ?一大叙事詩を奏でながら、軽々しくていいの?

少女漫画でもそんなに簡単に心変わりしたら、読者が離れていくよ??

 

でも幕が閉じると観衆は拍手の嵐で歓迎の意を告げていました。

カルメンという炎きらめくかのような強い女性の魅力自体を楽しむ舞台なのだろうなと

納得しておきます。